2018冬季オリンピック開催地 平昌郡と札幌市が初めての交流支援

4月21日、当法人のコーデイネートで、2018年冬季オリンピック開催地である平昌郡議会議長団と、札幌市議会・札幌市関係者・民間団体との初めての交流が実現しました。
これは、当法人が毎年2月「さっぽろ雪まつり」の際に開催している、「K-POPFESTIVAL」(KOREA FESTA)に行われた両国国会議員を初めとする関係機関との交流が起爆剤となり、今回の地域間の交流に繋がったもの。
今回、2018年冬季オリンピック・パラリンピック開催である平昌と、1972年冬季オリンピック・パラリンピック開催の経験を持ち、2026年に再び招致を表明している札幌市の札幌市議会、札幌市関係者、さっぽろ雪まつり実行委員会の一社)札幌観光協会との交流を通して、東アジア発展へのシナジー効果に繋がる貴重な時間となったと思っています。

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2018年冬季オリンピック開催地である平昌郡議会議長団及び議員一行が札幌市議会・一社)札幌観光協会を表敬訪問し、その後市内ホテルにて駐札幌大韓民国総領事が出席する中、午餐会が行われました。
平昌郡議会議長ユインファン氏を初めとする副議長、議員等と札幌市議会鈴木健雄議長・恩村副議長他、札幌市議会との民間交流は今回が初めて。
両市は冬季オリンピック・パラリンピック開催や、気候の面、冬のまつりや農産物など類似点が多いこと等から、今回の交流を通してお互いに学び合うことができる都市であり、今後継続的な交流が期待されます。

一社)札幌観光協会 表敬訪問

平昌郡議会ユインファン議長・イビョンヨム副議長等を初めとする議員の皆さんと、一社)札幌観光協会の皆さん。
「さっぽろ雪まつり」について非常に興味をもち、次々と質問がありました。

札幌市議会表敬訪問

札幌市役所16Fの会議室で、平昌郡議会議長団及び議員一行13名は、札幌市議会鈴木健雄議長・恩村一郎副議長・細川正人議員連盟会長・武市憲一議員の歓迎を受けました。


鈴木議長の歓迎の挨拶

札幌市議会鈴木議長の挨拶

札幌市議会議長の鈴木健雄でございます。
ユ・インファン議長、イ・ボムヨン副議長をはじめ、平昌(ピョンチャン)郡議会訪問団の皆様、ようこそ札幌にお越しくださいました。皆様方におかれましては、再来年の平昌オリンピック・パラリンピックの開催を控えご多忙のなか、遠路はるばるお越しくださったとのことでございまして、まずもって感謝申し上げます。こうして皆様をお迎えできましたことは、誠に光栄であり、札幌市議会を代表して心より歓迎申し上げます。 さて、札幌市は大田広域市と姉妹都市提携を結んでおり、また、駐札幌大韓民国総領事館もございますことから、韓国との交流が盛んな土地柄と言えると存じます。ご承知のように、両国の国家レベルにおきましては、様々な課題が山積していたところではございますが、このところ関係改善の兆しが見られております。そのことを好機ととらえ、札幌市では韓国の皆様方との交流をより深化させてまいりたいと考えている所存であります。特に平昌郡はオリンピック・パラリンピック招致を表明している札幌市にとりまして、手本となる存在でありますことから、今後、交流を深め、大会誘致のノウハウや運営方法などにつきまして参考とさせていただければ幸いに存じます。最後になりますが、この後の昼食会で皆様とざっくばらんに懇談することを隣におります恩村一郎副議長、武市憲一議員、細川正人議員ともども、楽しみにしておりますので、皆様におかれましては、引き続き、よろしくお願い申し上げますそれでは、平昌郡の今後益々のご繁栄と、ユ・インファン議長、イ・ボムヨン副議長をはじめとする訪問団の皆様のご健勝、ご活躍を心からご祈念いたしまして、歓迎のご挨拶といたします。ありがとうございました。(カムサハムニダ)


平昌郡議会ユ・インファン議長の挨拶

ご挨拶に先立ち、熊本県で発生した地震で多くの死傷者と被害が発生したことを心より哀悼の意を表します。
一日も早く回復されて、日常に戻るをそして何よりも、それ以上の被害が発生しないことをお祈りもしあげます。
他国ではありますが、札幌は、私たちの地域でも様々な面において親しみのある街です。
暖かい温泉と冷たいビール、そして雪祭りだけでも、既に親しい感じがします
その札幌で鈴健雄議長をはじめとする関係者の皆様のおもてなしの中で札幌市議会を訪問することになったことを意味深く思いながら、感謝申し上げます。
これからお時間が許し、平昌議会を訪問してくだされば、今日の好意に必ず応えしたいと思っております。
次を約束し、今日は短い時間でありますが、お互いを知っていく充実の時間になれることを願っております。


記念品贈呈

記念撮影

札幌市内ホテルにて午餐会が行われました。

駐札幌大韓民国総領事館 韓惠進総領事より来賓あいさつ

皆さんこんにちは。 駐札幌大韓民国総領事ハンへジンです。
まず、遠くから来られましたユインファン平昌郡議会議長様をはじめ平昌郡議会関係者のみなさんの北海道訪問を歓迎して、忙しい日程にもかかわらず席を一緒にして下さった 鈴木 健雄札幌市議会議長様、梶原 隆 札幌観光協会専務を含めた皆さんに感謝申し上げます。
そしてずいぶん前から民間レベル外交の尖兵で韓日交流に多い活躍をしていらっしゃる石橋 琢磨日韓文化交流会理事長を含めたNPO法人日韓文化交流会の皆様にも 心から感謝を申し上げます。
平昌郡議会からいらっしゃったみなさんもご存じかと思いますが、札幌はかつて 1972年第11回冬期オリンピックがアジアで最初に開催したところです。 その冬期オリンピックをきっかけで札幌は世界に名前を知らせて、今は日本内ではもちろんアジア各国でも日本の中で最も訪問したい場所の中で最高順位を争う魅力的な都市で発展を繰り返しています。

平昌郡は韓国小説家イヒョソク氏が 1936年に書いた小説、‘そば華やかになる頃’の背景で有名でそばでよく知られた所です。 同じく北海道は日本内でそばの最大生産地であるだけに平昌郡と北海道はそばという 共通点があります。
どうぞ平昌郡議会代表団皆さんはこの度の訪問を通じて所定の成果をおさめて 2018年平昌冬期オリンピックの成功的な開催に役立てて下さるようお願いします。
終りに今日この席に参加したすべての方々の健勝と活躍を祈りながら私のあいさつに替えます。 ありがとうございます。

札幌市議会鈴木健雄議長の歓迎の挨拶

札幌市議会議長の鈴木健雄でございます。
先ほど、札幌市議会を表敬訪問いただいた際にも、親しく懇談をさせていただきましたが、改めて、歓迎のご挨拶をさせていただきます。 ユ・インファン議長、イ・ボムヨン副議長をはじめとする平昌(ピョンチャン)郡議会訪問団の皆様、新緑の季節を迎え、街が色づきはじめた札幌にようこそお越しくださいました。皆様をお迎えできましたことは、誠に光栄であり、心より歓迎を申し上げます。 また、本日はこのような昼食会にご招待くださいまして、大変感激いたしております。主催されたNPO法人日韓文化協会の皆様のご厚情に深く感謝申し上げます。さて、平昌郡と札幌市は大変共通点が多いと存じます。夏は冷涼、冬は降雪が多く、厳しい寒さがある「気候」や、近隣にはスキーリゾートがあり、自然環境を生かした「観光」を主な産業としている点が挙げられるかと存じます。また、札幌市では「さっぽろ雪まつり」、平昌郡では「大関嶺(テグァルリョン)雪(せっ)花(か)祭り」というそれぞれの国を代表した「冬のまつり」が開催されることも共通点として挙げられ、大変親近感を覚えるところでございます。そして、極めつけが、オリンピック開催都市という点であります。札幌市では1972年に冬季オリンピックを開催し、再び2026年のオリンピック・パラリンピックの招致を表明しております。2018年にオリンピック・パラリンピックを開催する平昌郡の皆様の存在は非常に頼もしく、今後、手本とさせていただくべく交流を深め、大会誘致のノウハウや運営方法などにつきまして参考とさせていただければ幸いに存じます。最後になりますが、本日は、ハン・ヘジン駐札幌大韓民国総領事をはじめ、札幌市スポーツ局や札幌観光協会の幹部の方もいらっしゃっております。本昼食会が両国関係や平昌郡と札幌市の交流の発展に寄与することをご期待申し上げますとともに、ご列席の皆様のご健勝・ご活躍を心からご祈念いたしまして、歓迎のご挨拶といたします。ありがとうございました。(カムサハムニダ)

平昌郡議会ユインファン議長の挨拶

お会いできてうれしいです。平昌議会議長ユインファンです。
お忙しい中、私たち議会を歓迎してくださった札幌市議会鈴木賢雄議長をはじめとする議員、スポーツ局、観光協会、NPO法人日韓文化交流会関係者の皆様とハン・ヘジン駐札幌総領事様誠にありがとうございます。
私たちの平昌は2018年平昌冬季オリンピックを控え、オリンピックの成功的な開催と文化観光分野の発展のための方策を模索するために、1972年の第11回冬季オリンピックを成功的に開催して、世界3大の冬の祭りに数えられる札幌雪祭りが開催される札幌市を訪問しました。
このように関係者の皆様のおもてなしをしていただいき、ご協力していただいたおかげで、意味深い有益な時間になりました。
今後も平昌と札幌市両地域間のオリンピックと文化観光をはじめとする全分野で、多様で活発な交流が継続的に行われることを願っております。
今後お時間が許し、平昌議会を訪問してくだされば、今日の好意に必ず応えしたいと思っております。
最後に、今回の交流が良い思い出になることを願います。
今日、皆さんと共に過ごすことができ非常に楽しかったです。ありがとうございます。

NPO法人日韓文化交流会 石橋理事長乾杯の発生

午餐会は終始楽しい雰囲気に包まれ、今後の継続した交流に繋がる様子がうかがえました。
当法人は文化芸術を通して、このような貴重な地域間の民間交流がより活発になれるよう、今後も更なる活動を続けて参ります。

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