第69回さっぽろ雪まつり 10th Anniversary K-POP FESTIVAL2018 レポート
毎年2月に北の大地、札幌から「さっぽろ雪まつり公式協賛行事」として、NPO法人日韓文化交流会と(一社)札幌観光協会が共催し継続開催を続けている毎年恒例冬の音楽祭!
2月10日(土)札幌・ニトリ文化ホールにて遂に10回目となる記念すべき
「第69回さっぽろ雪まつり 10th Anniversary K-POP FESTIVAL2018」が昼夜の2公演開催され、札幌を熱く盛り上げた。
日本でも高い人気を誇るMONSTA Xが遂に札幌初上陸、「プロデュース101」シーズン2で名前を知られたチョン・セウンは日本初上陸、PENTAGONは3ヶ月ぶり2度目の札幌、そして1月24日に韓国デビューを果たしたばかりの超フレッシュ新人 TARGETと10周年プレミアム公演に相応しい注目度、話題性の高い4組が熱いパフォーマンスと共に感動・興奮・幸せ溢れるステージを繰り広げ大盛況のうちに幕を閉じた。
開演前には、NPO法人日韓文化交流会が運営する「アンニョン!韓国語学堂」の韓国語ワンポイントレッスンが10周年を記念し久々に復活。出演アーティストの楽曲を紹介しながら、韓国語での掛け声ポイントなどを楽しく教えてくれるなど開演前から会場の雰囲気を高めていった。
今年もオープニングを飾ったのは、恒例となった日韓Dance de SmileチームによるK-POPカバーダンス!この日の為に練習を重ねてきた参加者は、憧れのアーティストと同じステージに立つ喜びと緊張の中、観客の温かい掛け声に後押しされ笑顔で楽しくダンスを踊りきった!
本公演趣旨でもあるアジア貧困地域子供教育支援や東日本大震災復興プロジェクトなどを行ってきたGFSC(Good Friends Save the Children)チャリティー活動と文化芸術を通した日韓友好親善を発信するGFSCの映像のあと暗転し場内が静まった後、明るい音楽と共に1部のスペシャルMC ミニョク(MONSTA X)とチョン・セウンが元気に登場し、ついに1部公演がスタートした!
日本初登場で先輩ミニョクと初コンビ、初MC挑戦で「緊張している」セウンを抱きしめるミニョクは先輩らしくセウンをリード。微笑ましい2人のMCに観客からも黄色い声援が飛び交った。
観客の雰囲気が一気にアップする中、トップバッターのPENTAGONのステージがスタート!
激しいレーザーと共に特徴あるイントロ「Can you feel it」が流れ出すと、観客から大歓声があがる!会場中の歓声に後押しされるように華麗でパワフルなパフォーマンスを届けた。
トークでは、「さっぽろ雪まつり」の会場にも行ってきたというPENTAGONは、「雪像が大きくて、いっぱい写真も撮りました!アニメも好きなので嬉しかった」と目をキラキラさせ話していた。
また、「自分の雪像が作られるならどんなポーズの雪像がいい?」とユウトの仕切りで、メンバーそれぞれの個性が感じられるポーズを見せると、ユウトから容赦のない突っ込みで大きな笑いを誘った。
日本では歌うのが初めてだという冬にぴったりなバラード曲「머물러줘」や日本語曲「VIOLET(JP Ver.)」など、深く厚みのある高いボーカル力にうっとり。歌うま聴かせるグループPENTAGONをしっかりと印象つけた。
最後はデビュー曲「Gorilla」の激しくカリスマ溢れるステージで大歓声の中、舞台を後にした。
2組目は、1月24日に待望の韓国デビューを果たしたTARGET!可愛くフレッシュさ溢れる日本デビュー曲「熱い思い」で元気いっぱい、キュートな魅力を披露した。
前日には、GFSC(Good Friends Save the Children)チャリティー活動として、児童福祉施設を訪問し、子供達にプレゼントを届け一緒にゲームをするなど楽しい時間を過ごしたTARGETは、「昨日の子供達もきていると聞きましたがどこですか?」と声をかける微笑ましいシーンもあった。
トークでは、堪能な日本で体当たりギャグをみせるなど、明るく元気いっぱいの姿で観客に笑顔を届けたTARGETだが、彼らの情熱が詰まった韓国デビュー曲「Awake」では、表情も一転。キレキレのダンス、セクシーな眼差しで男らしさを放ち魅了した。
TARGETの余韻が残る中、何と!客席からミニョクがサプライズ登場し、観客は大喜び!
「次は、僕の可愛い弟、セウンのステージです!」とコール。
いよいよ日本初となるチョン・セウンが舞台に現れた!
韓国デビュー曲「JUST U」からスタート。自分のことを知っているファンがこんなにいるのが不思議でたまらない。という可愛いコメントを残すチョン・セウン。また、先輩たちが日本語でトークを進めていることに刺激をうけたようで、「次回は、もっと日本語が上手になるよう頑張ります!」というファンには嬉しいコメントも。
自作曲、そして日本のファンの為に1か月間練習し、準備したという「Rainy blue」を弾き語りで歌い、爽やかな最新曲「BABY IT'S U」では観客からも掛け声がかかるなど、会場の雰囲気も温かく、日本初ステージとは思えないほど、堂々としたステージで初めて会う観客を虜にした。
最後は、ファン待望のMONSTA X。オープニング映像が流れると既に観客の歓声はMAX!大歓声の中、「DRAMARAMA」からスタート!男らしい魅力溢れるステージに、ボルテージは高まるばかり!カリスマ溢れるダンス、力強い華やかなパフォーマンスに絶叫に近い歓声が響き渡る。トークでは、「2階の人も見えますか~」と気遣う優しいメンバー達は、初めての札幌は、雪が多くてとても驚いたという。
歌い踊る姿はカリスマそのもの。トークでは優しい笑顔をファンに向け、メンバーの仲の良さが感じられるほんわか楽しいトークのギャップがたまらない!
腹筋を見せてという声には、メンバー同士で確認をしながらチラっと公開する姿も微笑ましかった。
雪の札幌にぴったりな曲や彼らの代表曲「HERO(JP Ver.)」、最新曲「SPOTLIGHT」など人気のセットリストを用意し、初めての札幌、各地から集まったファンに感動と幸せを届けトリを飾った!
10th Anniversaryを記念し、さっぽろ雪まつりK-POP FESTIVALを応援してくださる全ての皆様、
GFSCチャリティーキャンペーンにご賛同いただきましたGFSC後援者の皆様、
出演してくださった全アーティストに感謝し、10年の歴史、そして未来に向け希望を持って幸せに出発しよう!と願いを込めた「第69回さっぽろ雪まつり 10th Anniversary K-POP FESTIVAL2018特別映像」が公開された。
今年のフィナーレ曲は、2010年、2014年の過去2度出演してくれたSHINeeに感謝と敬意を込め「Stand by me」を。曲がかかると、何と!メンバー達が客席から登場し、観客と触れ合いサインボールを投げるプレゼント演出で、会場全体がお祭りムード一色になり、笑顔がはじけた!
2部では、前日に開幕した平昌オリンピックの成功を祈願し、MONSTA Xが誇るビジュアルラインからリレハンメルオリンピックが開催された1994年生まれのヒョンウォン、1998年長野オリンピック開催年、長野生まれのPENTAGONユウト、同じく1998年生まれのTARGETのウジンというオリンピックイヤーに生まれた3人がスペシャルMCとして初めてタッグを組んだ。
ヒョンウォン(MONSTA X)とウジン(TARGET)が登場すると大歓声が、挨拶の後、「大好きなヒョンウォン先輩と一緒で嬉しいです!」と笑顔いっぱいのウジン。2人で元気いっぱい2部がスタートした!
さらに途中には、ヒョンウォン。ユウト、ウジンが客席から登場し、オリンピックイヤー生まれの3人の掛け声のもと、「平昌オリンピックファイティーン」と、観客と一緒に、平昌オリンピックで頑張る選手に、熱いエールを送った!
全25名のアーティストと観客が一緒に10周年をお祝いし記念撮影が行われた。
最後は、全出演者が手を繋ぎ、観客に一礼し、楽しく手を振りながら舞台を降りた。
また公演後には、文化芸術を通し東日本復興支援及びアジア貧困地域子供教育支援を行っているGFSC(Good Friends Save the Children)を応援するため、MONSTA X、PENTAGON、チョン・セウン、TARGETの温かいご協力のもと、アーティストとGFSC Charity後援者が共に温かい愛を分かち合う「GFSCスペシャルチャリティーキャンペーンMeet&Greetハイタッチ」も行なわれた。
憧れのアーティスト、全25名と一気に間近で出会える機会に、笑顔の花でいっぱいになった。
音楽+チャリティーのGood willを発信し、日本で一番熱い1日となった「第69回さっぽろ雪まつり 10th Anniversary K-POP FESTIVAL2018」は、温かい感動を残し、熱く華やかな公演に幕を閉じた。
2005年には日韓友情年を記念して「水原華城」、2009年の「韓国崇礼門(南大門)」、2010年「韓国・百済王宮」大雪像制作がきっかけとなり、韓国の人気音楽・文化を紹介しながら、日韓文化交流及び友情の輪をアジアに広げていきたい、そして、さっぽろ雪まつりを更に盛り上げたい!文化芸術・音楽とファンとGFSCチャリティーの出会いを通して、Good韓流を目指したい。との思いから始まった「さっぽろ雪まつりK-POP FESTIVAL」は、今年も音楽の力で、文化芸術を通した日韓友好親善に貢献し、GFSCチャリティーの分かち合うメッセージを発信し、10th Anniversaryに相応しいブランド公演として、北の大地、札幌を熱く盛り上げた。
特定非営利活動法人 日韓文化交流会
www.japankorea.org