GFSC 東松島市がんばっぺみんなの夏祭り支援報告

  2011年7月23日
  東松島市コミュニティセンター広場

ツナミが奪い去ったところはまだ傷が深い。
再び建物が建ち、道路が出来、ゴミが全部片付いたとしても
心の奥に深くできたショックと傷は簡単に直せない。
地震と津波は家と家族を流し、職場と意欲と希望まで奪いさった。

失ってしまったのが家だけなのか
職場を失い、店を失い、畑を失った。
失ったものは生きる場だけなのか
家族を失い、隣人を失い、村を失った。
失ったものは共同体だけなのか
笑いを失い、言葉を失い、夢まで失った。

だから祭りが必要である。
一人ぼっちではなく、私達にはまだお互い助け合い、笑い、話し合える
暖かい隣人が沢山いることを確認する必要がある。

今日一日だけでもいっぱい食べ、思いっきり歌えば
今日一日だけでもおしゃべりになり、思いっきり笑えるのであれば
そしてお互い激励しながらもう一度立ち上がる力を得るとすれば
だから祭りが必要である。

GFSCとNPO法人日韓文化交流会は2011年7月23日(土)韓国との交流が深かった東松島市コミュニティセンターの広場で開催された「がんばっぺみんなの夏まつり」を全面的に支援しました。住民5000余名が参加したこの祭りは、市・教育委員会そして30余NPO団体が協力して生活用品、食事提供とアトラクションなどを開き、町復興の機運を高めました。この町復興まつりでは韓国の四物ノリ、キムチ、チヂミ、カルビ丼を現場で作って提供し、特に韓国歌謡歌手ジウォンさんを招待して特別舞台を作って住民たちを喜ばせました。そして韓国のトップアーティストたちからの応援メッセージと韓国とモンゴルの子供達からの応援の絵葉書を展示して多くの関心を受けました。

今回の未曾有の大地震や津波などで被災された方々が、一日でも早く元気になり、一人でも多くの子供達がこの災害を乗り越え、笑顔で生活できるよう、GFSCとNPO法人日韓文化交流会は被災地に支援を続けたいと思います。皆様の多大なるご協力をお願い致します。


祭りのポスター










宮城県東松島市からの感謝状


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