GFSC福島復興応援プロジェクト
「ふくしま&韓国 食の祭典2013」で福島の応援と食の安全性をアピール

NPO法人日韓文化交流会
GFSC総括部長 李

東北地方に発生した大地震と福島原発事故の被害は日本だけではなく全世界にビックニュースになりました。震災後2年が過ぎた今も被災地では多くの方が苦しい生活が続いています。その中でも福島は原発事故による風評被害もあり、精神的な苦痛も与えている状況です。何よりも町が生き生きする活性化が必要でこれに対する文化的支援が重要だと思います。福島の現状を正確に知らせ、また住民生活に活力を与え希望と勇気を持つようにすることは何よりだと思い、4月郡山市で行われた「ふくしま&韓国食の祭典2013」活動を報告します。

2013年4月19日~21日まで3日間郡山市日和田ショッピングモールフェスタで行った行事は福島の食を楽しむ屋台と、韓国料理も楽しめる屋台を設け、GFSCの広報大使であるK-POPアイドル「FIX」の特別公演とアイドルと一緒にダンスを学ぶキッズダンスパフォーマンス、そして「ユルキャラ」とのじゃんけん大会などで祭りを行いました。会場では食を中心した文化交流と被災地住民たちも招待され楽しい触れ合いの時間も持ちながら福島の安全性と復興を内外に発信しました。この行事は地元のNPO法人韓日文化交流計る会の要請を受け当法人が協力したものです。

アイドルと一緒に踊ることができ笑顔で喜ぶ子供たち。
子供たちの笑顔こそ希望である。

GFSC(Good Friends Save the Children)の広報大使として公演に参加したFIXは66年ぶりに雪が降る悪天候の中でも3日間毎日2回の公演を続けました。そして、郡山市に避難している富岡町に支援物資も贈呈しました。

“韓国で福島に行くと言ったら周りの人たちから反対の声が多くありました。まだ、福島と言えば心配する人が今も多くいます。しかし、私たちが直接来てみると、食事も美味しいし、人たちは笑顔で私たちを迎えてくださって、むしろ私たちが感動しました。
公演の時は本当に寒かったです。野外舞台ですので風も強くて声を出すのも厳しい環境でありましたが、私たちの歌を聴いてくれる方達が目の前で喜んでいる姿を見て、これが本当の意味で心の復興だなと思いました。そして、キッズダンス教室で集まった子供たちが笑いながら楽しく踊る姿を見て希望を感じました。”

今回公演に参加した女性の方は“最初は歌がうまいなと思いました。こんなチャンスも少ないので3日間参加しましたが、すごく寒い中でも一生懸命に歌う姿に慰労と感動を受けました。”

「ふくしま&韓国 食の祭典2013」の行事を通して被災地の復興には何よりも文化交流が大事であり、単発的なイベントではなく持続的な活動が必要であることを実感しました。
今後もNPO法人日韓文化交流会は文化芸術を中心とした東日本復興支援活動を続けます。

*GFSCはNPO法人日韓文化交流会が推進しているボランティア活動のブランドとして、アジア貧困地域子供の教育支援と東日本大震災復興のために希望の和太鼓支援プロジェクト、希望のコミュニティーなどを支援しています。


  • 福島の食の安全性をアピールするパフォーマンス

  • 66年ぶり4月に雪が降った。

  • 寒い天気の中、渾身の力を入れて歌う
    GFSC広報大使FIX

  • FIXを通して郡山に避難されている富岡町に
    支援物資を贈呈

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