日韓文化(歴史)フォーラム 2008年

<日韓パートナーシップ共同宣言10周年記念>
「日韓文化(歴史)フォーラム特別講座」
日韓の文化及び歴史を探り、両国の同質性を理解し確認するプログラム
日時:毎月1回 水曜日  全6回実施(6月~11月)
場所:NPO法人日韓文化交流会 札幌本部講堂
特別講師:
◆朴鍾雲先生・・・在日日本朝鮮歴史考古学協会会員、歴史考古学者、高松塚古墳発掘参加学者、歴史教科書研究者、小説家
◆李斗秀先生・・・慶熙大学卒業、詩人、イラストレーター、NGO活動家
◆韓永学先生・・・北海学園大学教授、メディア法学博士

主旨文

平素、私共NPO法人日韓文化交流会の活動に深いご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。2008年は、日韓両国交流に画期的なきっかけを与えた<1998年日韓政府の日韓パートナーシップ共同宣言及び日本文化開放10周年>の記念すべき年です。この10年間の日韓交流を振り返り、また今後の10年間を展望・集大成する意義深い年であると考えています。
近年の日本の韓流ブーム、韓国の日流ブームに後押しされた民間レベルの人的交流は、年間460万名に達しています。このようにたくさんの両国民の往来があったという事実は、双方の共同繁栄と協力を願う健全な良識と善なる意思と評価することが出来ます。しかし、両国民ともまだ本当の意味でお互いを良く知らず、理解するところまでには至っていないのもまた事実です。
当法人は歴史の教訓を鑑みて、時代的な使命であることを自覚し、小さい第一歩として、昨年に続き両国の中に根付いている同質性を探り、友好親善をはかる事を目的とした市民大学「日韓文化(歴史)フォーラム特別講座」を開催します。専門家による講義は楽しく、わかりやすく、よりお互いを理解し、古代からの日韓交流に夢とロマンを馳せるプログラムで知的要求を満たす機会になればと思います。今までの民間レベルによる文化交流をさらに発展させ<日韓友好親善と相互理解>を一層進めたいと思います。たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。

NPO法人日韓文化交流会  
理事長 石橋琢磨

第13回 2008年6月25日(水)「韓服と高句麗時代の衣装着付け体験&マナーを学ぶ会」

内容:「太王四神記」でも大注目を浴びている高句麗時代の衣装を体験してみませんか?
高句麗の貴重な衣装をお借りし、北海道初!高句麗時代の衣装着付け体験と写真撮影会です
挨拶などの簡単なマナーも学びながら韓国の文化を体験しましょう!!

第14回 2008年7月16日(水)「訓民正音(ハングル)」

内容:先ごろKBSで放送が開始された歴史ドラマ「大王世宗」でも注目を浴びている『訓民正音』(ハングル)の偉大な創始者・世宗大王。ハングルの創生原理を紹介しながら、製作までの過程を通じて、ハングルが単純な音の構成ではなく、宇宙的で科学的な言語であることを理解し世宗大王の愛民精神を学びます。

第15回 2008年8月27日(水)「韓国、恨-ハン-の文化」

内容:韓国文化の根底にある「恨」の情緒とは何か?韓国映画の名作「西便制」を引用しその根底に流れる韓国人特有の情念が何かを探ります。

第16回 2008年9月17日(水) 千年の記憶・高句麗!-高松塚とキトラ古墳に秘められた日韓交流の原型-

内容:最近日本と韓国は高句麗の歴史ドラマ「朱蒙」「大祚榮」「太王四神記」で熱くなっています。奈良県の高松塚古墳とキトラ古墳にある高句麗の壁画に秘められた日韓の歴史を、実際に発掘に参加した歴史考古学者が楽しくわかりやすく語ります。

第17回 2008年10月29日(水) 古書「三國遺事」「日本書紀」に同じく登場する韓国人の謎を解く

内容:韓国と日本の古書、歴史書に同じく登場する韓国人。朝鮮通信使が毎回、日本に来る前には必ずその方を讃えた儀式をして出発したと言われています。その韓国人の謎を探りながら日本に様々残っている地名・姓名の歴史的なルーツを探ります。

第18回 2008年11月19日(水) 韓日の文化コード「虎と松」

内容:韓国文化の象徴としての「虎」、日本文化の象徴としての「松」。昔の絵画を通じて、どのようにして象徴となりえたのか、その背景を学びます。

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