『SHOW CHAMPION』 Special KMF2015 レポート

豪華8組が横アリに大集結!「SHOW CHAMPION Special KMF2015」開催!

日韓国交50周年という大きな節目の年にふさわしい、韓国を代表する人気K-POPグループCNBLUE、防弾少年団など豪華8組が大集結した「SHOW CHAMPION Special KMF2015」が9月13日、横浜アリーナで開催された。

この公演は、NPO法人日韓文化交流会が毎年9月にK-POPを通じ分かち合いのチャリティー公演として8年目を迎えるGood Willコンサート「KMF」とMBC+MEDIAの韓国人気音楽番組「SHOW CHAMPION」が合体し、日韓国交正常化50周年記念&GFSC Charity Campaignの一環としてスペシャル版として開催された。
何よりも韓国の人気音楽番組「SHOW CHAMPION」が日本初上陸にあわせ、音楽を通じた日韓交流を発信するとともに、温かいチャリティーコンサートという意味を持つ素晴らしい公演となった。

この日のオープニングを飾ったのは、多数の応募者の中から選ばれた幅広い年代で構成された総勢61名の「日韓Dance de Smileチーム」のK-POPカバーダンスだ。
U-KISS、防弾少年団など出演アーティストのダンスナンバーをメドレーで披露し、3カ月間の特訓の成果を存分に発揮し会場を熱くした。

今回のスペシャルな公演のMCを務めたのは、日本でのK-POPブームの火付け役ともいえるKARAのメンバー、ハラとヨンジ。

真っ白なワンピースに身を包んだ二人が登場すると、観客は大盛り上がり。
「今回は歌手としてではなく、MCとしてこのような場に参加出来たことが光栄です」と語った。

トップバッターは今回初来日となったMBLAQの弟分としても期待を集めている新人グループMADTOWN。日本初ステージとは思えない堂々としたパフォーマンスで「드루와(NEW WORLD)」と「YOLO」を披露した。一生懸命練習してきた日本語で、この舞台に参加出来たことの喜びを伝えた。

そして、12月13日に日本初単独公演が決定したことも発表。会場は祝福の声が上がり、これからの日本活動への期待が膨らんだ。

2組目は、U-KISSの事務所の後輩であり、同じく初来日の新人グループLABOUM。唯一のガールズグループとして参戦した彼女たちは真っ赤なミニスカートの衣装を身にまとい、舞台に華を咲かせた。
会場から思わず「かわいい~」と声が上がった「ドキドキ」と「SUGA SUGA」は、少女の魅力が詰まった可愛い楽曲だった。

「これからも日本でたくさんご挨拶しようと思うので喜んで迎えてください!」と今後の日本活動も積極的に行うことを感じさせた。

3組目は、3年連続でKMFに出演、今年7月には待望の日本デビューを果たしたMR.MRは「Out」で男らしく登場。
現在日本に長期滞在してプロモーション活動を行っているMR.MRは上達した日本語でトークを進行。ファンへのメッセージソング、「It’s You」を披露すると会場からも掛け声が。
日本デビュー曲「Do you feel me」では、スタンドマイクを使ってパフォーマンス。

今回の見どころはグループ曲だけでなく、ソロ曲やコラボステージも。

8月19日に発売されたU-KISSスヒョンはソロデビューシングル「君だけを」に収録されている「Melody」を披露した。切ない想いが綴られた歌詞をしっとりと歌い上げた。

スヒョンの紹介で登場したのは同じU-KISSのメンバーのフンとLABOUMのソヨン。韓国人気ドラマ「応答せよ1997」のOSTデュエット曲としてリメイクされた「All For You」という曲を仲睦まじい姿で披露。先輩フンがソヨンを男らしくリード。KMFでしか見られないスペシャルなステージとなった。

イケメン美男子グループと紹介されて登場したのはNU’EST。この日、アドベンチャーツアーやオープンキャンパスに参加と大忙しだった彼らだが元気な姿で登場。
「Action」、「ヨボセヨ」では、かっこいいキレキレのダンスパフォーマンスでファンを魅了。
日本語曲「NA NA NA涙」では傘を使ったシックなパフォーマンスを披露し、彼らの魅力満載のステージを終えた。

ライブも中盤を迎えたころ、何とスペシャルMCとして花道中央に防弾少年団が登場すると、会場のボルテージは一気に上昇!黄色い声援と悲鳴が入り交じり会場を揺るがした。
「続いて登場するのは最高の歌唱力を誇る、OSTの王子様、韓国の最高歌唱力デュオ」と尊敬する先輩を紹介すると、青く染まった舞台から登場したのはHOMMEの二人。

CNBLUEのミンヒョクも出演する人気ドラマ『相続者たち』のOST「Moment」を。二人の美しいハーモニーが横浜アリーナ全体に響き渡り、力強く甘い歌声に癒されると、「男だから笑うのさ」では軽快なリズムで会場を盛り上げた。
HOMMEとして日本に来るのは久しぶりだと言う二人は、その舞台が日韓国交正常化50周年記念公演であることに光栄だと語った。日本語の勉強をしてきて覚えた日本語は「はい」だというイヒョンは日本語が堪能なチャンミンの問いかけに全て「はい」と答え会場を笑わせた。
最後は「ご飯だけはよく食べるね」で暖かい雰囲気に包まれた。

2013年にデビュー、K-POPアイドルの中で最高峰のパフォーマンスを誇ると言われ、絶大な人気グループと成長を続ける防弾少年団が再び登場。「Boy in luv」「I NEED YOU」では7人で一糸乱れぬダンスを披露。
日本語がまだ少し苦手だと言う彼らだが、自己紹介ではそれぞれ知っている日本語を披露し実力自慢を繰り広げ、会場との掛け合いを楽しんだ。
そして「チョアヨPt.2」「For You」2曲続けて日本語で聞かせてくれた。
最後は「DOPE」で、エネルギー溢れるパワフルなステージを見せてくれた。

世界各地で人気を誇るU-KISSは「Neverland」で登場。スーツで決めた衣装とシックな雰囲気で大人な魅力を披露した「遊び場」ではファンも大喜び!会場は一気にU-KISSのピンクのペンライトでライトアップ。「キスミー(U-KISSのファンの名称)、最高!」とファンに呼びかけるとそれに応えるかのようにピンクの光も揺れる。

「ManManHaNi」ではメンバーの「一緒に!」という呼びかけに応え「ヘイ!」という掛け声で会場は一体に。
現在日本ツアー中の彼らは「ツアーでも会いましょう!」と挨拶し、ラストは9月9日に発売されたばかりの「Stay Gold」をタオルパフォーマンスと共に爽やかに歌い上げた。

今回の記念すべきステージのラストを飾るのはCNBLUE。
1曲目はチョン・ヨンファのソロアルバムより、今日のスペシャルな舞台にぴったりの「ある素敵な日」を披露。優しく甘い歌声が心を癒してくれる。

「次のステージはバンドです」と自らのグループ紹介を行うと、ついにトリを務めるCNBLUEの登場。「Love」ではヨンファの力強い歌声に会場も大興奮。ファンは飛び跳ねながら盛り上がった
トークでは「今年4月にも単独コンサートを横浜アリーナで行ったが、またこのような特別な公演で帰って来ることが出来て光栄だ」と語り、流暢な日本語でMCを盛り上げた。
またヨンファがハンディカメラで会場内のファンを撮影。思い出を形に残したいと自ら準備したものだった。

「愛の光」「I’m Sorry」を立て続けに披露すると舞台からは炎の火柱が燃え上がった。熱く盛り上がるステージに「僕達も本当に暑いです(笑)びっくりしました」と特殊効果に対して冗談を交わす。


最後に「僕たちの今の気持ちを、この歌を通して受け取ってください!」と紹介して披露したのは「Can’t Stop」。ヨンファがマイクを向けると会場も一緒になって歌った。

全8組の豪華ステージが終わると、MCのハラとヨンジも加え全出演者で80年代のヒット曲で東方神起がカバーしたことでも知られる「風船」でフィナーレを迎えた。
NU’EST、MR.MR、MADTOWN、LABOUMは花道から登場し、観客とハイタッチをしたり、サインボールをプレゼントしながら思い思いにこの特別な瞬間を楽しんだ。

日韓国交正常化50周年をお祝いする「SHOW CHAMPION Special KMF2015」では、音楽を通じて発信された沢山の感動と笑顔、温かい分かち合いのチャリティーで、日韓交流の前進を予感させながら大盛況のうちに幕を下ろした。

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