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日韓スペシャル企画

雄勝中学校卒業式及び卒業を祝う会 2012年3月10日


雄勝へ行く道
ちょうど一年前のこの日、理由もなく突然襲ってきた地震と津波によって家族と故郷を失ってしまった東日本大震災被災地の人々。
今日もその日と同じく雪は降り冷たい海風が吹く中、列車は石巻雄勝に向かった。
ゴミの中から拾ってきたタイヤにビニールを巻き太鼓の代わりに叩きながら苦痛に耐えてきた雄勝中学校の子供たちが今日卒業式を迎える。その間NPO法人日韓文化交流会とGFSCが雄勝中に和太鼓と太鼓ワークショップ、そしてオリジナル曲などを支援して来た「希望の和太鼓プロジェクト」が今、東北で希望の芽を芽吹き始めた。


震災以後雄勝中学校の校訓は「たくましく生きよ」に変わった。雄勝全生徒はタイヤにビニールを貼って太鼓代わりに叩きながら震災の苦痛を乗り越えてきた。このタイヤはたくましく生きよの象徴になっている。

全てが KMF2011 オープン公演からです。
今日、卒業を祝う祝賀公演が学校の体育館で開かれた。この公演は今まで雄勝中学校を支援して来た多くの支援者と後援団体が卒業生には秘密で準備したサプライズ公演である。
震災後、雄勝中学校は音楽の力で子供たちに希望と夢を与えようとするスローガンのごとく生徒全員に太鼓を習わせてきた。
ビニールを巻いたタイヤを太鼓代わりに叩くとき初めは低く怒りの音がした。‘なぜ私の町が、なぜ私の学校が、なぜ私の家が。。。こんな惨状にあうのか’と初めは怒りと絶望しかなかった。 苦痛の中で手のひらには血のあざが出きるほど太鼓を叩くうちに、汗は涙に変わり、涙は感謝の心と希望に変わり、太鼓の音は人々に感動を与え始めた。

 “すべてが昨年9月19日渋谷で行った「GFSCチャリティ公演KMF2011」のオープニング公演に参加したときからです。3月19日は雄勝中学校生徒全員が無事であることが確認された日です。その時から、ちょうど6か月である9月19日に夢にも思わなかった夢の舞台に立つことができました。学生たちは自身感をもちはじめ“私たちもできる”と言いながら‘たくましく生きよ’という校訓を実感しました。” その後、雄勝中はいろんなところと交流し、サポーターが増えたと阿部教頭先生は話しした。

今年卒業する22名の学生たちを祝うために地域の後援団体や支援者たちが集まって祝賀公演を開いた。

“今日卒業する卒業生の皆さんおめでとうございます。そして先生方に心から感謝いたします。地震と津波で被害を受けたのは学生たちだけではありません。先生たちも同じく被害を受けています。にもかかわらず、先生たちは学生たちに希望を与えるために心が痛くても、生活が大変でもそんな姿を見せずにいつも笑いながら生徒たちを指導してくださいました。本当に心から感謝いたします。そして何よりも太鼓があって良かったです。学生たちも太鼓ができてこそ頑張ってこれたと思います。サポーターの皆様ありがとうございます。生活はもちろん大変でありましたけれども皆さんがいるから心はいつの時よりも幸せでありました。”と3年生の保護者会の代表は挨拶した。

保護者会が先生方に感謝し、サポーターたちは学生たちにプレゼントしながら卒業をお祝いした。小説家 林真理子さんは直接サイン入りの本と記念品を卒業生に渡した。

女優黒木瞳さんは映像で励ましのメッセージを送り、地域アーティストたちは直接歌や演奏をした。

ねがい~たくましく生きよ!

“NPO法人日韓文化交流会のお陰で和太鼓ワークショップをすることができました。そして今から演奏する雄勝オリジナル曲「願い~たくましく生きよ!」 もNPO法人日韓文化交流会が支援してくれました。私もこの曲を書きながらいろんなことが浮かびたくさん涙を流しました。時には憤慨し、時には挫折しながら何もできない時もありました。しかし何もやらないでその場に止まるとそれで終わりです。私たちが住んでいるこの地、故郷に活気を戻し、夢を蓄えていけば離れた人も故郷に戻ってくるでしょう。今日のこの曲は在校生が卒業生にささげる曲であり、学校と支援者皆様にささげる唄です。学生たちが自分のすべてのエネルギーを注いで演奏します。皆さん雄勝を永遠に記憶してください。”と語った作曲家でありながら和太鼓ワークショップを指導してきた佐藤三昭さん。

“今日の公演は素晴らしかった。最高であった。皆さん、ありがとう。震災以来1年間本当に頑張った。良く生きてくれた。私は津波があった時教育者として学校教育に対して無力感を感じた。しかし3月19日生徒全員が無事であったことを確認してから学校教育こそみんなを生かせる希望があると確信しました。私の教育目標は人に笑顔を作ることです。皆様の太鼓の演奏を聴きながら、太鼓の音の中には感謝の心が溶けているし希望が入っていると感じます。皆さんがそんな心で演奏するからでしょう。私は確信いたします。皆さんは今から人を支えていく人になることを信じます。”と佐藤淳一校長先生は語った。

NPO法人日韓文化交流会と地元のパートナーである「東日本大震災希望の鼓基金」の佐藤三昭さんは雄勝中で和太鼓ワークショップを進行しながら太鼓で地域復興を導いてきた。

佐藤校長は卒業式の中で、君達は卒業生ではあるが、新生・雄勝中学校の一期生だと語られた。日韓が贈った「ねがい~たくましく生きよ!」も新生・雄勝中学校の中で苦難に負けず前に進んだ生徒・教師の証として奏で続けられるであろう。


<参加者感想文>

雄勝中学校の卒業を祝う会に参加して

NPO法人日韓文化交流会(以下、日韓)はGFSC活動の一環として、昨年の東北大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市雄勝中学校の子供達に、その家族に、ひいてはその地域に元気を取り戻してもらおうと予てから、地元に根付いていた伝統太鼓を地元支援団体と共に支援を行っている。
和太鼓の寄贈・和太鼓指導者の派遣(ワークショップ)などである。そして、その発表の場として昨年9月のK-popフェスティバルではオープニングを飾ってもらった。
3月10日雄勝中学校は震災後一年目の卒業式を仮校舎にて迎えた。
卒業式後、地元支援者によって卒業を祝う会が開催された。
プロの奏者による和太鼓・津軽三味線など何組にもよる和楽器の演奏やゴスペルの歌、そして、数々のメッセージが届けられた。
民主党岡崎トミ子議員からは、「たくましく生きよ」の意味は諦めないこと、願いは叶うと信じることと話された。民間出の初校長の藤原博和校長は卒業生に2つの約束を課し生徒達自身の地元への応援・被災者への支援を誓いあった。作家の林真理子さんは“青山マザーズ”として震災直後の炊き出しに参加された方で、お祝いの言葉とともに自ら選んだ本とロゴ入りTシャツを生徒にプレゼントされた。同じく“青山マザーズ”として協力した女優の黒木瞳さんはビデオレターで「私はみんなの友達」と話しかけられた。

そしてこの日、和太鼓曲“ねがい~たくましく生きよ!”が初披露となった。
当会と協力団体の代表から、当会の支援によって“ねがい~たくましく生きよ!”の曲ができあがったとの紹介とともに、演奏する1・2年生の在校生に、3年生に贈ろうとワークショップを通じてこの日の為に練習を重ねてきた思いを込めて太鼓を打てと激励された。
この曲“ねがい~たくましく生きよ!”は時の流れと共にこの苦境を乗り越えた生徒や教師もやがて離れ離れになってゆく、しかしこの苦難を共に乗り越えた事に、思いの馳せる曲があったらとの佐藤校長の願いにより、日韓が支援し完成したものである。雄勝中の公式な曲と認定されている。
震災後雄勝中がオリジナルとして作製したタイヤにテープを張り作った“輪太鼓”による演奏だった。
その曲の力強い音色は卒業生の心にどのように響いたことであろうか。
続いて、雄勝中に第一号として当会が寄贈した和太鼓を含め和太鼓による卒業生からの伝統黒潮太鼓の返奏、そして最後は輪太鼓・和太鼓生徒全員による黒潮太鼓の演奏だった。

佐藤校長は卒業式の中で、君達は卒業生ではあるが、新生・雄勝中学校の一期生だと語られたそうだ。日韓が贈った“ねがい~たくましく生きよ!”も新生・雄勝中学校の中で苦難に負けず前に進んだ生徒・教師の証として奏で続けられるであろう。
卒業生22名は支援者方とのハイタッチをもって会場を後にした。
誰もが晴れ晴れとした笑顔だった。笑顔で卒業してもらうことを願って支援してきた方々に応えるような輝く笑顔だった。

宇佐崎 


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