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日韓スペシャル企画

「GFSC青い鯉のぼりプロジェクト」支援報告
~子供達の追悼とコミュニティーの再生を目指して~

NPO法人日韓文化交流会
東日本復興支援チームリーダー  宇佐崎

東松島の空っぽの野原はまだあの日の記憶をとどめ
空はまだその日の痛みに耐えられず顔をしかめ
風はその日の悪夢を覚えているかのように声を出し泣きます

しかし、今日は東北の灰色の空が青くなります
全国から集まった青い鯉が東松島の空に飛び立ちます
風が激しくなるほど、鯉は楽しく泳ぎます

先に、天国に逝った子供たちが退屈しないように
今年は100匹増えました
太鼓の音 高くなるほど、鯉たちは楽しく踊ります





2011年3月11日、東日本大震災の日、伊藤健人君は母と弟、祖父母、最愛の家族を4人なくしました。
享年5歳の弟、律くんは毎年5月5日に「青い鯉のぼりは僕だね!」と言って鯉のぼりを揚げるのを楽しみにしていたといいます。兄の健人くんは小さな弟の亡骸に対面した時、この声が耳元で蘇り、崩れた自宅跡から青い鯉のぼりを探しあて庭に揚げました。
天国で寂しくないように祈りを捧げながら・・

NPO法人日韓文化交流会とGFSC(Good Friends Save the Children)は<東日本大震災復興支援「希望の鼓」>で力をあわせる地元の文化芸術支援団体(3D-Factory)と共に当初より復興推進を行ってきました。
被災による地元コミュニティーの崩壊は時間が経つごとに深刻化を増します。
協力する地元文化芸術団体は音楽により「再生する力」「生きる力」を伝えたいと語られます。我々も文化・芸術を通して崩壊したコミュニティーの再生を目指し復興に役立つ活動を継続して参ります。

2011年9月25日(日)、我々GFSC東日本大震災復興支援活動、GFSC青い鯉のぼりプロジェクトは「希望の鼓」青い鯉のぼりプロジェクトとして震災後初めて宮城県美里町文化会館で開催された 東日本大震災復興と追悼の邦楽コンサート“M`s Japan Orchestra”に共催として参加しました。このコンサート参加者たちに元気を出してもらおうと日韓交流次元として韓国の“チヂミ”や“トッポッキ”の炊き出し支援と、韓国トロットの神童といえる歌手<ジウォン>さんを招聘し「アジアという名のお花」など4曲の歌を披露しました。
地元に伝承されてきた太鼓の響きさえ地響きを連想し、災害直後は受け入れられなかった時もあったといいます。しかし怯むことなく地元文化芸術者たちはこの日を迎えたのです
会場を後にする人々には晴々とした笑顔がありました。
災害から半年の時間を経て、音楽という文化・芸術が復興支援の力となることを肌で感じた一日でした。


  • この日を楽しみに会場に集った人々

  • M`s Japan Orchestraとジウォンさん

東松島市は古くから韓国との交流もあり、我々GFSCとも縁の深い地です。
GFSCは2011年7月23日(土)、震災後初の祭りである「がんばっぺ東松島みんなで夏祭り」が開催されました。支援活動を希望したGFSC会員は北海道・関東各地より集結し、“食”の日韓文化交流として来場者へ、韓国食の炊き出しを、“音楽”の交流として韓国歌手の招聘、そして日常生活品の提供等、協力団体として参加しました。翌年の3月11日付で市より感謝状を頂いたときは感無量でした。


  • 夜通し移動。仮眠の後、気合いを入れて出発

  • 会場には5000名の参加者が集いました

  • 「韓国のチヂミです!」「ありがとう!!」

  • ジウォンさんの熱唱に聞き入る参加者

2013年5月5日(日)、桜の花がまだ残る宮城県東松島市を再びボランティア学生や会員と共に訪れました。
「青い鯉のぼりの下に腰を下ろす会」に参加し、東松島市、地元の方々、文化芸術者団体太鼓チームと共に、この集いが天国にいった子供達の追悼と災害復興のシンボルとしての<祭り>となるよう協力団体として支援活動を行うためです。

被災の後、住民はかつての故郷を離れての生活を余儀なくされ、この地に足を向けることもありません。
<祭り>の場としてこの地に集まり、伝承されてきた故郷の太鼓演奏を聞きながら、再び語り合い、共に過ごす時間の共有が崩壊したコミュニティーの再生に繋がればとの願いをこめて、我々は集まった方々に韓国食(チヂミ・トッポッキ)を提供しました。

全国から送られた数百(522匹)の青い鯉のぼり。
大空に泳ぐ鯉のぼりを天国の子供達も笑顔で見ていてくれるだろうか?安心してくれるだろうか?
青い鯉のぼりに寄せられた人々の思い、人と人の絆が身に染みました。
手作りの白い鯉が2匹ありました。皆、青いペンでメッセージを書き込みます。
そして、白い鯉はメッセージを身に纏い、やがて青い鯉となります。

皆、並んで鯉のぼりをロープに結びます。鯉が高く揚がります。
青い鯉のぼりの下、故郷の土地に腰を下ろし共に食事をとり、隣り合う人々が言葉を交わします。音楽に耳を傾け、そこには心癒す時間ありました。
鯉のぼりを下ろす時、誰もが、また来年この地に揚げることを祈り、心に誓いました。


  • 力を合わせて鯉のぼりをロープにつなぐ

  • 食の文化交流 トッポッギを召し上がって!

  • 「美味しいですか?」「最高!!」

  • M`s Japan Orchestraの太鼓演奏

  • 白い鯉のぼりにメッセージを書きます

  • 心をひとつに、また会いましょう!

この集いを長く続けるには解決すべき問題も数多くあると思います。
しかし、大きな災害の後に見出せた人の絆の尊さを復興への原動力として、継続する必要性を強く感じます。
応援に集まった人々もまた、大きな力を貰った一日でありました。

我々NPO法人日韓文化交流会とGFSCは文化芸術を通して東日本の復興推進を今後も継続して参ります。


関連映像
FNNニュース(2013.5.5) youtube
5月5日青い鯉のぼりプロジェクト映像報告 youtube


詳細参考
http://www.gfsc.asia/gfsc/project13.php

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